
「このタイプの客だけは本当に勘弁してほしい!」
「完全に侮辱された!もうこの仕事やめたい!」
銀座の高級クラブに限らず、夜職で働く女性の中には、そんな気持ちを抱いたことがあるケースもあるというから、なんて悲しい現実なのでしょうか。
「夜の世界には紳士しかいない」と思われがちですが、実際は違います。もちろん礼儀正しくて素敵なお客様もいるのですが、接客していて本当にストレスになるお客様もいるのが現実です。
でも、クラブやキャバで働く女性にとって一番辛いのは「嫌なお客を避けることができない」こと。
たとえどれだけ嫌な態度を取られても、お店の売上や自分の指名を考えれば、すぐに「もう接客しません」とは言えません。だからこそ、「うまくかわす技術」や「気持ちを切り替える考え方」が必要になるのです。
この記事では、夜職、クラブやキャバで働く女性たちが実際に直面した「嫌なお客」のリアルなエピソードと、心の中の叫びを交えながら、どうやって乗り越えていくのかを紹介します。
1. 口だけ大物ぶる「虚勢タイプ」
ホステスの本音
「本当にすごい人ほど、自分で“すごい”って言わないんだよ!」
このタイプの特徴は、とにかく「俺、すごいんだぞ」とアピールが激しいこと。
「いや~、実は今○○億円のプロジェクト抱えててさ」
「銀座には昔から通ってるんだけどね、ここのママとは昔からの付き合いで…」
【すご~い!!】
……ごめんなさい、女性陣は 心の中で「で、それが何ですか?」 と思っています。
本当にすごい人は、そんな話をわざわざしませんもん。
虚勢を張るお客の中には、会計時になると「今日はちょっと抑えめで」とか言い出したり、シャンパンやワインを入れずに帰ることもあります。ボトルはキープ制なので入れないで帰るわけにもいきませんが。
接客時の対処法
「すごいですね!」とだけ言って、やんわりと自然に話題を変える
このタイプは、自分を認めてもらいたいだけなので、とりあえず適当に話を合わせたり、自然に褒めておけば満足してくれます。
例えば、
「○○億円のプロジェクトなんてすごいですね!」と持ち上げつつ、すぐに別の話題へスライド するのがベスト。
裏テク
「すごいですね~!ところで、お仕事が忙しいと休日のリラックス方法も工夫されてるんじゃないですか?」
→ これで話題が「趣味」に移り、無駄な自慢話から解放される!
2. 酔うと豹変する「酒癖最悪タイプ」
ホステスの本音
「来店の時点で、なんとなく今日がやばいかどうかが分かる…」
最初は普通のお客様でも、お酒が進むにつれて豹変する人がいます。
- 声がやたらと大きくなる
- スタッフに偉そうな態度を取る
- 突然説教を始める
- しまいには、働いている女性に絡んでくる
こういうお客様が来ると、ホステスは (今日は早く帰りたい…) と心の中でつぶやいています。
接客時の対処法
「こういうお客の場合は、知り合った当初からお酒のペースを極力控える」
ただし、クラブの場合、係のお姉さんに呼ばれるケースもあります。そういう場合は避けたくても避けられないこともあるので、こういうことも相談できるスタッフや、紹介者(エージェントなど)に相談できる体制づくりが必要になってきます。ちなみにお酒を飲ませたがる場合もあるので、ベテランさんになると、酔いが回るスピードを調整できる そうです。
裏テク
「社長、次はちょっとさっぱりしたハイボールにしませんか?」
→ アルコール度数の低い飲み物に誘導し、泥酔を防ぐ!
また、最悪のケースに備えて 店のスタッフと事前に連携 しておくことも大事。暴言が始まったら、すぐにママやボーイがフォローできる体制を作っておきます。ただしボーイだと権限がないので、日頃から成績をあげてお店に貢献しておき、備えとしてワイルドカードを持っておくべきです。
※ワイルドカードとはイザという時に自分の希望を通せる切り札
3. セクハラ全開「ボディタッチ過多タイプ」
ホステスの本音
「きめえんだよ!触ってくるな!!!」
「そんなに嫌がるなよ~(ニヤニヤ)」
「ちょっとくらいいいじゃん?」
……いいわけあるか!!!💢
働いている女性にとって、無遠慮に体を触ってくるお客さまは 「最悪の客ランキングTOP3」 に入る存在。
クラブでも「仕事だから我慢しないと…」と感じるホステスさんもいるけれど、何をされても黙っている必要はありません。
接客時の対処法
「軽くいなしつつ、距離を作る」
とはいえ、初めて着く席だとわからないし、お姉さんやママに呼ばれればそれを抗うこともできないのが現実です。お店のスタッフが見て見ぬふりもありますけど、これは完全にブラック店舗認定で間違いありません。
裏テク
「え~!そんなことされたら困っちゃう~💦」
→ 困った表情+冗談っぽいトーンで“拒否”を伝える!
また、物理的に距離を作るのも有効。ではあるものの新人さんの場合は従わないといけないケースがほとんどです。エージェントに相談するのが一番です。
念のためできることをお伝えしてくとすれば…
- 隣に座っても、出来るかぎり少しでもいいので間を空けておく
- スタッフに、ここのお店ってセクハラOKのお店なんですか?と聞いておく
さらに、「このお客は危ない」と思ったら、早めに席を外すのも手 です。ですが、こういうお店は早めに辞めておいて正解です。
4. お金に細かすぎる「ケチタイプ」
ホステスの本音
「そんなにお金を気にするなら、高級店に来るな」
「このボトル、高くない?」
「セット料金、もうちょっと安くならない?」
「さっきの水割り、氷多すぎない?」
……ごめんなさい、それなら居酒屋に行ってください💢
仮に銀座の高級クラブに来ているのなら、「コスパ」を求めるお客ほど、働く女性にとって扱いにくいものはありません。
ただし、こういうお客にも 「お金を使いたくなるスイッチ」がある のも事実。
接客時処法
「“選択肢の制限”で納得感を持たせる」
裏テク
「社長なら、こちらの○○のヴィンテージの方が絶対にお似合いですね!」
→「これしかない」と思わせると、人は納得しやすい(心理学的テクニック)
このタイプのお客には、選択肢を与えすぎると 「もっと安いのがあるのでは?」と疑い始める ので、最初から 「一番おすすめ」だけを提示する のも有効です。
また、「無駄遣いしたくない」気持ちが強いお客には、「コストパフォーマンスの良さ」 を強調するのもポイント。
✅ 「このワイン、実は生産数が少なくて、価値がどんどん上がってるんですよ!」
✅ 「このシャンパン、凄く人気で毎回オーダーされてるみたいです」
このように伝えることで、「特別感」に納得して、お金を使いやすくなるそうですが、あまのじゃくのタイプのお客もいるので見極めは必要です。
5. 他のホステスと比べる「マウンティングタイプ」
ホステスの本音
「私は私!比べるな!」
「前に指名してた子はもっとおしとやかだったよ」
「○○ちゃんは、もっと色気があったな~」
……知らんがな!!!😡
なぜかホステスを比較したがるお客様は、「優位に立ちたい」「自分が選ぶ立場でいたい」という心理が強いのです。いわゆる上から目線というやつです。
こういうお客に ムキになっても逆効果です。
「でも私は○○ちゃんじゃないので!」なんて言おうものなら、機嫌を損ねてしまいます。
接客時の対処法
「自分の強みを押し出す」
裏テク
「○○ちゃんは大人っぽい魅力ですごく憧れちゃいますう!私も大人っぽい魅力を磨かなきゃって思います。明るくて元気なタイプは卒業です。」
こう言うと、「前のホステスとは違う魅力があるんだな」と思わせる ことができます。
また、比較してくるお客は「自分が評価する側でいたい」心理が強い ので、逆に「お客のこだわり」に話題をシフトするのも有効です。
✅ 「どんなタイプの女性がお好みなんですか?」
✅ 「社長って、普段どういう女性とお付き合いされてるんですか?」
こうやって話題を「お客様自身」に向けると、満足感が上がり、比較発言が減ります。
6. 「俺が払ってやってる感」全開の「見下しタイプ」
ホステスの本音
「なにさまなの?性格わるっ」
「お前、俺がいなかったら稼げないだろ?」
「俺がいるから指名もらえてるんだよ」
こういう「上から目線」のお客は、働いている女性を 「自分の所有物」 のように扱いがちです。
確かに、お客がいるからクラブやキャバという業種が成り立ちます。
でも、それと「見下していい」は別の話なんです!
接客時の対処法
「“軽いジョーク”で立場をフラットにする」
裏テク
「いつも社長さんのおかげなんです。でも社長がいなくても、ちゃんと指名入るようにしなくちゃ(笑)」
→ ユーモアを交えて“対等な立場”をアピールする
このタイプのお客に 正面から反論すると、さらに機嫌を悪くする ので、軽く流しつつ、対等なスタンスを見せる のがベスト。
また、こういう人は 「特別扱いされること」に弱い ので、“社長だけ特別ですよ”感を出す のも有効です。
✅ 「こんな話、社長にしかしてませんよ?」
これで機嫌が良くなり、「俺が特別扱いされてるならいいか」と納得することが多いそうです。
まとめ
「嫌なお客さん」に振り回されないために
- 高級クラブ、高級キャバなどの高級店全般に来店するお客の中には、扱いが難しいお客が存在することはたしかです
- 「イライラしないための対処法」を身につけて、わりきることができれば、ストレスが減る
- 「流す」「切り替える」「適度に持ち上げる」 これが上手な女性ほど、売上が伸びる
最後に、夜職で働いている女性として最も大切なのは、「自分の心を守ること」 です。限界を超えてまで耐える必要はないです。そのお店を辞めましょう!その前にエージェントなどに相談をしましょうね!
嫌なお客の言動に振り回されると、仕事がつらくなるばかり。でも、「こういうタイプの人間なんだな」と割り切り、上手に対処するスキルを身につければ、精神的にも楽になることはたしかです。
そして、こういうお客を 「うまく手のひらで転がすテク」をもっている女性ほど、高収入です。