学生のときに決めた仕事が、ずっと正解だと思い込んでいないか
多くの女性が最初の仕事を決めたのは、学生のときだと思います。
当然、学生時代は社会に出た経験は乏しく、本格的に働くとはどういうことかを実感として知る前ではないでしょうか？もちろんアルバイトの経験はあるかもしれませんが、社会的な責任というのはまだ感じてはいなかったはずです。そんな時代に就職活動が始まります。少ない知識の中で就職先を選ぶことを強いられるシステムがこの世の中にはあります。
ただし、これが間違いというわけではありません。
これは、誰もが経験することだからで、とりわけ周囲の雰囲気や安心感、無難さを基準に決めた人が大半だと思います。
問題は、この時期の判断が20代の頃は正解だと信じ続けてしまうことです。学生時代に見えていた世界は、とても限られています。給料がどれくらい伸びるのか、評価は何で決まるのか、年齢を重ねたときにどんな扱いを受けるのか。こうしたことは、実際に社会に出て数年経たないと分かりません。結果的に大人になるにつれて違和感を感じることになるのが多いそうです。
中には自分を責めてしまう女性もいます。
向いていないのは自分の努力が足りないからだとか、我慢が足りないからだと考えてしまうのです。しかしそれは、判断材料が少ない状態で選んだ仕事に、後から無理やり意味を持たせようとしているだけの場合がほとんどです。
社会には、学生時代には想像もできなかった働き方や評価のされ方が存在します。収入の決まり方、人との距離感、時間の使い方。環境が変われば、求められるものも、自分の立ち位置も大きく変わります。最初の選択がすべてを決めるわけではないというわけです。
つまり、今の仕事に違和感を覚えることは、失敗の証ではないというわけです。むしろ、社会を知り始めたからこそ出てくる自然な感覚です。その感覚を無視せず、学生のときに決めた前提を一度疑ってみることが、次の選択を現実的に考えるための出発点になります。
重要なのは早い時期に気づくことです。
OLになれば将来は安泰だと、本気で信じている女性はいる
これまで、社会はOLという働き方に、安定していそうというイメージを刷り込んできました。しかし現代社会において本当にそうでしょうか？
なぜニュースを見れば、こうもストレスだらけの女性で溢れているのでしょうか？
毎月決まった額の少額の給料が入ります。これに大半の人たちが違和感を持っています。それなのに、仕事の経験が浅いという理由で、自分で自分を納得させようと努力をしています。
仕事を頑張る努力よりもです！！！！
自分に強く言い聞かせているのです。
もちろん急に生活が崩れることはありません。なぜだがわかりますか？貴女がなんとかやりくりをして頑張っているからなんです！！
貴女は、仕事を頑張る前に、なんとかいろいろやりくりをすることにエネルギーを使っているんです。だから、実家暮らしの人も多いんです。でも、そういう人たちって凄いストレスを抱えているんです。両親は干渉してくるし、過保護になったり、窮屈なんです。物理的な窮屈さだけではありませんよ！精神も窮屈さを感じているんです。
そして周囲からは堅実だと思われています！そして、この堅実というイメージに縛られるんです。
これは「人生の鎖」です！
この鎖を「自分の将来の不安を減らす最適解」として、絶対に正解だと信じようと頑張るわけです。
貴女は、ここで一度冷静に考えてみる必要があります。
その安定は、将来まで続く前提で成り立っているものなのかという点です。会社がずっと同じ形で存続する保証はありませんし、業務内容が急に変わることもあります。評価制度や人員配置の変更によって、これまで通りの働き方ができなくなるケースが増えています。
もちろん貴女に不安を煽っているわけではありません。
多くの女性が、30代になって、社会を見てきて、いろんな人を見てきて、視野が広くなり、自分のことを主張できるようになって、自分の考えを持つようになり、そして若さが遠ざかり、考えるのです！
人生のことを！！！！！！！
人生を見つめ直すのです！
そして気づくのです！
大丈夫か？？？？？？と。
大丈夫な人生を過ごしてきたはずなのに、「大丈夫か？」と自問自答を繰り返すのです！
なぜですか？？
OLの仕事を否定しているわけでは決してありません。
ですが、OLという立場は、成果が数字で評価されにくい仕事も多く、頑張りが収入や立場に反映されにくい構造を持っています。毎日真面目に働いていても、数年後の年収や役割が大きく変わらないのです！ですから逞しく稼ぐ才能が磨かれにくいのです！
そのことを早期で違和感を覚えることができれば正解です。
その状態を安定と呼べるかどうかに疑問を持つわけです。
これは、人によって感じ方が分かれるところです。
安泰だと思って選んだ働き方が、将来の選択肢を増やしてくれるわけではないケースがほとんどです。経験が積み重なっても、それが別の環境で通用する形になっていなければ、いざ環境を変えたいと思ったときに動きにくくなります。安定しているように見えて、実は身動きが取りづらくなっていることもあります。
これは、才能の飼い殺しです！！！！！！！！！
何度も言いますが、ここで伝えたいのは、OLという働き方が悪いという話ではありません。ただ、安泰という言葉をそのまま信じてしまうのは危ういということです。将来を考えるのであれば、今の仕事が数年後、十年後の自分に何を残してくれるのか。その視点を一度持つことが、納得のいく選択につながっていくと思いませんか？
親が安心する仕事と、自分が納得できる仕事は同じなのか
OLという働き方を選んだ理由をたどっていくと、両親を安心させたいという気持ちに行き着く人は少なくないと思います。
「おまえには幸せになってもらいたい…だから大企業で働くんだよ」
昭和時代に語られてきた名言です。
しかし、今は迷言となりました。
今でも、きちんとした会社に勤めていると言えば、表向き良いイメージをもたれやすいことは確かです。説明もしやすく、心配もかけにくいはずです。
その判断はとても真面目で、家族思いでもあります。
ただ、その安心は本当に自分の人生の中心に置くべきものなのか、という点は一度考えてみる価値があると思います。
親が安心する仕事と、自分が納得して続けられる仕事は、必ずしも同じではないからです。表から見れば問題がなくても、自分の中では違和感が積み重なっているケースも多いのではないでしょうか？
親世代が安心と感じる仕事像は、その人たちが生きてきた時代の価値観に基づいています。安定した会社に入り、長く勤めることが正解だった昭和の時代です。しかし、今の社会は変化が早く、会社や業界そのものが簡単に姿を変えます。親が思い描く安心と、今を生きる女性にとっての現実的な安心には、どうしても差が生まれます。
貴女は昭和の時代に生まれたいですか？
嫌ですよね？
それなのに、昭和の名言（迷言）に縛られているんです！！！！
そのことを気づいていながら、その鎖を自らの手で縛るのです！！
なぜですか？？？
アホだからですか？
そんなはずはないはずです！！！
親を納得させることを優先しすぎると、自分の判断基準が外側に置かれてしまうことに気づいてください！評価されているはずなのに満たされない、頑張っているのに手応えがない。そうした感覚は、自分の気持ちより周囲の安心を優先してきた結果として起こりやすいものだからです。
最終的にその仕事を続けるのも、辞めるのも、自分自身です。親を大切に思う気持ちと、自分の人生に納得することは、対立するものではありません。時間をかけて説明し、結果で示していくこともできます。誰かを安心させるための選択ではなく、自分が責任を持てる選択かどうか。その視点を持つことが、これからの働き方を考えるうえで欠かせません。
好きなことを、興味のもてることを、さあ！冒険してください！
若いままでいられると思っていると、あとで必ず困る理由
断言しますが、二十代の時期に働いていると、年齢について深く考える機会はほぼありません！
体力もあり、周囲からもまだ若いと言われ、この状態がこのままずっと続くような感覚を持ちやすいからです。しかし、年齢は本人の気持ちとは関係なく、確実に進んでいます。
多くの女性が困るのは、変化が一気に起きるわけではない点です。昨日と今日で何かが変わるわけではありません。そのため、まだ大丈夫、もう少し先でいいと考え続けてしまいます。そして気づいたときには、選択肢が以前より少なくなっていることがあります。これは珍しい話ではなく、ごく普通に起こることです。
いいですか？
ある日、一気に老けます！
若いうちは、多少の未熟さや遠慮が許される場面もあります。しかし同じ状態のまま年齢を重ねると、見られ方は変わります。仕事の理解度、判断の速さ、責任の取り方などが、より厳しく見られるようになります。若さに守られていた立場は、いつの間にかなくなります。
若いから許されていたことに気づく時が来るんです。
若いから優しくされていたことに気づく時が来るんです。
この記事を読んでいる女性は、最悪な記事だと思っているかもしれません。否定はしません。なぜなら真実を書いているからです。
ここで重要なのは、年齢を不安に思うことではありません。問題は、時間があると思い込んで何も積み上げないことなのです。今の環境で、数年後の自分に残るものが何かを考えずに過ごしてしまうと、後になって焦りや迷いが生まれやすくなります。
ハッキリ言いましょう！
だから世の中、ポンコツで溢れています！
若さは、使い方次第で未来を広げる力になります。ただ何となく過ごすのか、それとも経験や判断力として蓄えていくのかで、数年後の状況は大きく変わります。今の働き方が、その時間を有効に使えているのかどうか。一度立ち止まって考えてみることが、後悔を減らすための大切な視点になります。
